競艇の水質(淡水・海水・汽水)で予想はどう変わる?データで検証
競艇場の水面は、**淡水・海水・汽水(きすい)**の3種類に分かれます。「海水は浮きやすい」「淡水は重い」などと言われますが、実際にレース傾向はどれくらい変わるのかを、当サイトのデータで検証します。
3つの水質と会場
全国24会場は水質でこう分かれます。
- 淡水(9会場):桐生・戸田・多摩川・三国・びわこ・住之江・尼崎・芦屋・唐津
- 汽水(5会場):江戸川・浜名湖・蒲郡・津・福岡
- 海水(10会場):平和島・常滑・鳴門・丸亀・児島・宮島・徳山・下関・若松・大村
汽水は、河川や海に近く淡水と海水が混ざる水面のことです。
一般に言われる「水質の違い」
- 海水・汽水:塩分で浮力が高く、艇が浮きやすい=ターンで流れやすいとされる。潮の干満で水面が変化する会場もある。
- 淡水:浮力が低めで、体重差やパワー差が出やすいと言われる。
理屈のうえでは、海水は差し・まくりが決まりやすく荒れやすい、というイメージがあります。では、データは何を示すでしょうか。
データで見ると「水質だけでは決まらない」
当サイトの集計(対象レース)で、水質グループごとの平均を出すと——差はごくわずかでした。
| 水質 | 会場数 | 万舟率(平均) | 1コース1着率(平均) |
|---|---|---|---|
| 淡水 | 9 | 約17.0% | 約53% |
| 汽水 | 5 | 約15.8% | 約54% |
| 海水 | 10 | 約16.0% | 約56% |
万舟率も1コース1着率も、水質グループ間の差は1〜2ポイント程度。「海水だから荒れる」「淡水だから堅い」と単純には言えないことが分かります。
効くのは「水質」より「その会場のクセ」
実際には、同じ水質でも会場ごとの差のほうがずっと大きいです。例えば同じ淡水でも、多摩川はインが強い静水面、戸田は狭くて荒れやすい水面——正反対の性格です。海水でも、大村はイン最強クラス、平和島は波乱含み、と真逆です。
つまり水質は「傾向のヒントの1つ」ではあっても、予想の主役は個々の会場特性(水面の広さ・風・うねり・潮)と進入コースです。
まとめ
- 競艇場は淡水9・汽水5・海水10の3種類
- 一般に海水/汽水は浮きやすい・淡水は重いと言われる
- ただしデータ上、水質グループ間の傾向差はごくわずか
- 実際に効くのは水質より会場ごとの個性とコース——会場データで確認するのが近道
各会場の詳しい特徴はレース場一覧から確認できます。開催時間帯で会場を選びたい方はナイター場は7つ・モーニング場は4つもあわせてどうぞ。
- 水質の区分は一般的な分類に基づきます。数値は当サイトが分析した対象レースの集計で、全レースを網羅したものではありません。過去の傾向であり将来の結果を保証しません。
- 本記事は参考情報であり、的中や利益を保証するものではありません。舟券は20歳になってから、余裕資金の範囲で楽しみましょう(責任ある利用について)。