平均と中央値の違い(配当の見方)
平均配当だけを見ると誤解する
平均は外れ値(まれな高配当)に大きく引っ張られます。数回の万舟があるだけで平均は跳ね上がり、 実際にはふだん堅く決まる会場でも「よく荒れる会場」に見えてしまうことがあります。
そこで 中央値(小さい順に並べた真ん中の値)を併せて見ます。平均と中央値が大きく離れている ほど、少数の高配当が平均を押し上げていると分かります。逆に平均と中央値が近ければ、配当が まんべんなく散らばっている=ふだんから配当が高め、と読み取れます。
具体例:同じ平均でも中身は違う
たとえば A会場・B会場の3連単の平均配当がどちらも 8,000円 だったとします。中身を見ると——
- A会場:中央値 6,500円/万舟率 5% … ふだんは6千円前後で決まり、たまの万舟が平均を少し押し上げている
- B会場:中央値 4,000円/万舟率 12% … ふだんは堅め(4千円)だが、大荒れの頻度が高く、その万舟が平均を大きく引き上げている
平均は同じでも、A会場は「配当が全体に高め」、B会場は「ふだん堅いが時々大荒れ」と、性格がまったく違います。 狙い方も変わるため、平均だけで会場を判断しないことが大切です。
万舟率と併せて読む
配当分布の偏りは、万舟率(払戻1万円以上の割合) を重ねるとより鮮明になります。
- 平均 ≫ 中央値、かつ万舟率が高い → 「ふだん堅い+たまに大荒れ」の二極型
- 平均 ≒ 中央値 → 配当が満遍なく散る安定型
荒れやすさそのものを会場ごとに比べたいときは、 荒れやすい競艇場ランキングの読み方(万舟率データ)も参考にしてください。
当サイトでの見方
当サイトの会場別データや会場ページでは、平均配当・中央値・万舟率を 併記し、分布の偏りを読み取れるようにしています。集計の分母となる対象レース数(n)も必ず表示し、 サンプルが少ない集計は「参考値」として扱っています。会場ごとの配当水準の見方は 競艇の平均配当の見方でも解説しています。
数値は当サイトが分析した対象レースの集計で、全レースを網羅したものではありません。過去の傾向であり将来の結果を保証しません。
よくある質問
- 平均配当と中央値はどちらを見ればいいですか?
- 両方を併せて見るのが基本です。平均はまれな高配当(万舟)に強く引っ張られるため、その会場の「ふだんの決着水準」は中央値のほうが実態に近くなります。平均と中央値が大きく離れているほど、少数の大穴が平均を押し上げていると読み取れます。
- 平均配当が高い会場は「荒れる会場」ですか?
- 必ずしもそうとは限りません。ふだんは堅く決まるのに、たまの万舟だけで平均が跳ね上がっている会場もあります。中央値と万舟率(払戻1万円以上の割合)を併せて見て初めて、その会場が本当に荒れやすいのかが分かります。